Commitment to Make Potato Saladじゃがいも品種リレー

ポテトサラダに使う芋は一年間のなかででん粉が糖に変化(糖化)し、甘さが増しなめらかな食感になっていきます。糖化し、食べごろになったじゃがいもをポテトサラダに用いると甘くてとても美味しいポテトサラダができます。デリア食品ではじゃがいもを保存して糖化させることでより美味しいポテトサラダをお届けすることを目指しています。

じゃがいもは品種によって食べごろの時期が異なります。これは、保存中に糖化していく様子が品種ごとに異なるためです。例えば、収穫後速やかに糖化が進む品種もあれば、保存中にゆっくりと糖化していく品種もあります。また、じゃがいもの糖化が進み過ぎ食べごろの時期を過ぎてしまうと、じゃがいもの食感が柔らかくなりすぎてしまい、今度はポテトサラダに適さないじゃがいもになるという課題があります。

そこでデリア食品は一年中おいしいポテトサラダをお届けするために、さまざまな品種のじゃがいもについてポテトサラダに合った舌触りや硬さ、風味などを数値で評価し、じゃがいもの品種ごとの食べごろを見極め、季節にあったじゃがいもを選定することでポテトサラダに用いています。

例えば、早生品種の「とうや」は黄色い肉色で、舌触りがなめらかで風味が強いのが特徴です、「きたかむい」は白色の肉色でやや粘質系、保管中に糖化して食べ頃の時期にほどよく甘みが乗ります。他にもポテトサラダに適した品種のなかから選定して食感や風味にこだわったポテトサラダを作っています。

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